京都の染工場直営!小ロットからできるオリジナル風呂敷

「風呂敷」といっても素材やプリント方法によって色々…
結局自分の企画に合うベストなものはどれ!?

という方にお答えします。

前田染工とは?

京都で1961年の創業以来、風呂敷を作り続けている染工場。
有名風呂敷メーカーにも商品を納め続けています。

目次

サイズいろいろ!オススメは3つ!

まずオススメするのは45〜50cmサイズの小風呂敷(尺三巾・中巾)です。
面積が小さいので費用が抑えられるだけなく、お弁当包みやタペストリーとして普段づかいできます!
袱紗(ふくさ)にも使えるサイズです。

次にオススメするのが約68cm程度の二巾(ふたはば)です。
贈答用の菓子箱などを包むのに便利なサイズで、最も使い勝手の良いサイズと言われます。

そして大きめサイズの中でオススメなのが約105cm程度の三巾(みはば)です。
風呂敷バッグにしたり、スーツケースの中で服をまとめて包むのにピッタリ。
これ以上のサイズになると生地の種類が少なくなります。

選べる4種類のプリント方法!

ポリエステル昇華転写風呂敷

  • フルカラー
  • 小ロットから作りたい
  • ロットが少なくても安価に抑えたい

綿インクジェットプリント風呂敷

  • フルカラー
  • 小ロットから作りたい
  • 綿の風合いが欲しい

手捺染(てなっせん)風呂敷

  • 職人の手作業を推したい
  • 友禅染を謳いたい
  • 数百枚単位以上で発注したい

オートスクリーンプリント風呂敷

  • 友禅染を謳いたい
  • 数千枚単位で発注したい
  • 大ロットで価格重視

比較表

スクロールできます
風呂敷生地の種類初期費用〜100mの価格100〜200mの価格200m〜の価格
昇華転写ポリエステルフルカラーデータ調整費
インクジェット綿
綿麻
(レーヨン)
フルカラーデータ調整費
手捺染綿
綿麻
ポリエステル
レーヨン
特色色数分の型代
オート
スクリーン
綿
綿麻
ポリエステル
レーヨン
特色色数分の型代
※アイテムサイズによって異なりますが、イメージこんな感じです。

もっと詳しく!技法の特徴を深掘り

昇華転写

フルカラー、型代不要、小ロットOK!
という夢のようなプリント、昇華転写。

扱える生地巾は最も広く、約150〜160cm程度までの布をプリントできます。
45cm程度の中巾風呂敷であれば生地巾に対して3丁付け、70cm程度の二巾風呂敷なら2丁付けできるので、面積あたりの効率が良いことも特徴です。

ポリエステルへ昇華転写は色が鮮やかに表現できるため、色にシビアなキャラクターグッズなどにピッタリです。

製造のスケジュール面では、型の作成が不要だったり、プリント後の生地後処理が不要なため、サンプルや小ロット生産では最も早くアップすることができます。
プリント速度は手捺染やオートスクリーンと比べて遅いので、ロットが大きくなった時にはプリントに時間がかかります。

インクジェット

フルカラー、型代不要、小ロットOK!というところまでは昇華転写と同じです。
コスト的にはこちらのインクジェットの方が高いですが、綿の風合いが欲しい場合にオススメです。

扱える生地巾は110〜120cm程度までで、50cm程度の小風呂敷なら生地巾に対して2丁付けできます。

反応染料のインクジェットはデータ通りに想定した色が出力されず、暗く沈んだ(落ち着いた)色になります。
そのため、色ごとに切り分けてカラーの数値を変更する調整作業が必須です。

製造のスケジュール面では、型の作成が不要なので、サンプルは昇華転写に次いで早くアップできます。
量産は手捺染やオートスクリーンと後処理工程は変わりませんが、インクジェットはプリント速度が遅いのでロットが大きいとプリント作業に時間がかかります。

また、グレーなどの中間色が非常に色ブレしやすいため、注意が必要です。

手捺染(てなっせん)

色ごとに型(版)を作る、いわゆるシルクスクリーンプリントの一種で、型友禅とも呼ばれます。
職人が1色ずつ描いていくため、伝統や職人を推し出したい企画にピッタリです。

色数分の型代がかかります。
原理的には色は無制限ですが、綺麗に表現しようとすると4〜5色程度がおすすめです。

扱える生地巾は110cm程度までで、50cm程度の小風呂敷なら生地巾に対して2丁付けできます。

製造のスケジュール面では、型起こしに1週間程度、生地サンプル(マス見本)に1週間程度かかります。
量産は数百〜千mの場合は昇華転写やインクジェットよりも断然早くなります。

オートスクリーンプリント

前述の手捺染同様、色ごとに型(版)を作る、いわゆるシルクスクリーンプリントの一種です。
手捺染と原理は同じですが、こちらは機械を使ってプリントするため、クオリティが一定というメリットがあります。

色数分の型代がかかります。
機械にセットできる型枚数は、8枚が限度です。(大きいものの場合少なくなることがあります)

130cm程度の生地巾まで扱えますが、生地が大半110cm程度のものが多く、130cmを染めることは稀です。

製造のスケジュール面では、型起こしに1週間程度、生地サンプル(マス見本)に1週間程度かかります。
セットに少し時間がかかりますが、セット後のプリント速度はダントツなので、大量生産に向く技法です。

風呂敷の売れ行きはデザイン次第!?

技法などつらつらと書いてきましたが、風呂敷はいわば布。
そのため、デザインが非常に重要になってきます。

デザイン例はこちらの記事にまとめています。

単価の目安は?

※こちらの項目は会員登録後に表示されます。
会員登録を行なっていただくと、他のページの概算単価も表示されるようになります。
会員登録申請はこちら

ポピュラーなサイズを参考に記載します。

※原材料の単価上昇等により予告なく値上がりする場合があります。
生地等その他様々な要因で単価は変動しますので、目安としてお考えください。

ポリエステル昇華転写

サイズ50枚100枚200枚500枚
約45cm
約70cm
ポリエステルメロンアムンゼン生地として
別途データ調整費5,000円程度、サンプル費3,000円程度
いずれも税抜価格

生地巾に対して最も丁付けの都合が良いのが45cm(3丁)と70cm(2丁)です。
最も生地巾が広いので、唯一70cmサイズでも2丁付けが可能です。

綿インクジェット

サイズ50枚100枚200枚500枚
約50cm
約70cm
約100cm
綿サザンクロス生地として
別途データ調整費8,000円程度、サンプル費3,000円程度
いずれも税抜価格

2丁付ができるのは50cmまでです。

手捺染(手捺染)

サイズ50枚100枚200枚500枚1000枚
約50cm
約70cm
約90cm
約100cm
綿シャンタン生地として
別途色毎の型代 18,000〜20,000円
いずれも税抜価格

2丁付ができるのは50cmまでです。
手捺染とオートスクリーンの判断はデザインを確認して行います。
手捺染とオートスクリーン間の染型の互換性はありません。

オリジナル風呂敷のまとめ

フルカラーで極力単価を抑えたい!

→ポリエステル昇華転写がおすすめ

フルカラーで綿の雰囲気が良い!

→綿インクジェットがおすすめ

伝統・職人の技!

→手捺染がおすすめ

とにかく大ロット!

→オートスクリーンプリントがおすすめ

どれが良いんだろう…と迷う場合はお気軽にお問い合わせください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次