目次
シルクスクリーンプリントとは
型染めとは、大きなシルクスクリーン型を使って生地を染めることを指します。
色毎に染型を作り、色を重ねていきます。
手捺染
捺染台(なっせんだい)といわれるナナメの台に生地を張り、職人がスケージ(ヘラ)で描いていく方法です。
前田染工は型友禅の流れを汲む工場ですので、友禅染と謳うことができます。
伝統やクラフトマンシップを推し出す企画に合います。
オートスクリーンプリント
機械捺染とも言われ、数百~数千mの大ロットのプリントを迅速にこなします。
セットに時間がかかるので小ロットのプリントには向きません。
手捺染は職人が移動してプリントしますが、オートスクリーンではベルトに張られた生地が移動してプリントされます。
顔料ノセ
色生地、帆布、デニムなどに顔料プリントする方法です。
手捺染やオートスクリーンプリントは基本的に染料で繊維自体を染めるのに対し、顔料は生地の上にインクを固着させる方式です。
プリント後の工程が染料より少ないので、安価に済みます。
インクが捺染台やベルトにつくと傷んでしまうため、プリント範囲には制限があります。
また、染料に比べるとベタの表現が苦手です。
プリント生地例
プリント方法の比較
小ロット&フルカラーでプリントできます。
主に綿、綿麻生地が対象です。
繊維自体を染めるため、生地の風合いを損ねません。
サンプル・量産・リピート時の色ブレの幅が少し大きいです。
プリント方法 | 初期費用 | 特徴 |
---|---|---|
染料インクジェット | データ費 (5,000~10,000円程度) | 小ロット○ フルカラー |
顔料インクジェット | データ費 (5,000~10,000円程度) | 小ロット○ フルカラー 染料より安価 |
昇華転写 | データ費 (5,000円程度) | 小ロット○ フルカラー 表現が鮮やか |
シルクスクリーン(型染め) | 染型代 (18,000~21,000円×色数) | 伝統・職人 風合い○ ベタに強い |
顔料ノセ | 染型代 (18,000~21,000円) | 生地色問わず |
熱転写 | データ費 (5,000円程度) | 小ロット◎ フルカラー 生地色問わず |
刺繍 | カード代 (5,000~15,000円程度) | 小ロット○ 生地色問わず |
商品、デザイン、ロットなどによっておすすめの加工方法が変わってきます。
案件毎にお問い合わせいただけると営業から回答できます。