前田染工は染め・プリントの工場ですが、様々な縫製工場と提携してモノづくりを行っています。
目次
縫製工場を取りまとめる、蓄積されたノウハウ
縫製工場には作れる形状の得手不得手があります。
ハンカチの工場はハンカチの縫製に特化しているが故に効率化され、競争力のあるコストや質の高い仕上がりが実現できます。
私たちは縫製工場の得手不得手を知り、ハンカチ、風呂敷、がま口、ファスナーポーチ、巾着などを適切な工場へ振分けます。
縫製までには生地屋プリントの手配、資材の準備、仕様書の作成など様々なことをクリアする必要がありますが、この手間を前田染工に一任することで、お客様は別の業務に専念できます。
私たちは60年以上にわたって和雑貨を製造してきたため、縫製工場を取りまとめるノウハウが蓄積されています。
ハンカチ・風呂敷の縫製
ハンカチや風呂敷は、主に三巻という種類の縫製で生地端の処理を行います。
ハンドタオルの縫製
ハンドタオル(タオルハンカチ)は、主にメロー巻きという種類の縫製で生地端の処理を行います。
角丸の正方形なら自動で巻けるため、クオリティをある程度一定に保つことが出来ますが、角を直角にしたり、形を変形したりする場合は人の操作で巻くことになるので、コスト面では少し上がり、クオリティ面では仕上がりにブレが出る場合があります。
ポーチやバッグの内側処理
生地の裁ち目を隠す袋縫いをしない場合、以下のような方法で生地の裁ち目を処理します。
オーバーロックミシン
オーバーロックミシンは、Tシャツの内側の縫製をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
バイアステープ加工
生地を斜めに裁断してテープ状にしたものをバイアステープといいます。
グログランテープ加工
持ち手の付く部分などの補強
トートバッグの持ち手の付け根に頑丈さが必要な場合や、のれんの棒を通す部分(チチ)をつける場合に使います。
8の字のようなミシンで補強します。
口金はめ
口金はめは縫製ではないですが、縫製後に一連の流れとして行います。